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広めよう!まじめなガス屋さん
2016年4月14日に熊本県で発生した地震により被災された皆さまには、心よりお見舞いを申し上げますとともに、 被災地の一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。
まさか九州でここまで大きな地震があるとは思ってもみませんでした。
直接物資を持っていこうかと思いましたが現在熊本では物流や情報が混乱しておりますため、むやみに現地入りするのは良くない様子です。
そこで心ばかりではありますが被害の少ない熊本市内の友人のガス屋さんに、特に子どもさん向けの災害救援物資を送らせて頂き、彼から直接に必要としている避難施設へと運んでもらうようお願いさせて頂きました。 一刻も早い復旧を願うばかりです。
長崎県の当社でも地震の影響によるメーター遮断が1件ありました。
LPガスメーターには「揺れ」を感知するセンサーが内蔵されており、
危険を察知するとメーターが自動でガスを遮断し、事故を未然に防ぎます。
また、LPガスは災害にとても強い特性を持っています。
東日本新聞電子版の記事によると、
<以下引用>
九州電力によると、17日午後11時現在、熊本県で地震の揺れが大きかった阿蘇市や南阿蘇村、益城町などを中心に約3万5400戸が停電中。
九電からの要請を受け、大手電力8社は復旧作業員の派遣を決めた。
西部ガス(福岡市)は、熊本市など2市5町の約10万5千戸への供給停止を継続している。
熊本県LPガス協会(熊本市)によると、17日午前までに同県内のプロパンガス世帯の約7割で復旧作業を終えたという。
<引用ここまで>
都市ガスなど地中内の大きな配管が破損すると、それだけで数千、数万世帯のガス供給に影響がでるケースもあり、復旧も時間がかかってしまいます。
その点、世帯ごとに個別で配管設置してあるLPガスは地割れなどによる地中内のガス管の破損などが少なくて済みます。
また、配管が地上に露出しているケースが多いため、なにかしら問題が発生してもその問題を発見し易く、復旧もしやすいのが特徴です。
このように災害に対して強いのがLPガスですが、メリットだけではなくデメリットもあります。
都市ガスであれば大きな配管を地中に埋めていっせいにガスを供給できますが、LPガスはガスボンベを各世帯まで配送しなければなりません。
その分都市ガスよりも多少コストがかかってしまいます。
これをどう捉えるかは個人の考え方次第です。
そしてもっと深刻なのはオール電化世帯です。
エネルギーライフラインの一本化は災害時のリスクを高めることに繋がります。
家庭のエネルギーライフラインを電気一本に絞ってしまうと、今回のような災害が発生した際に、何も出来なくなります。
今回の大地震は4月でしたが、これがもし1月2月であったら、寒い夜間に暖を取ることすらままなりません。
停電になってしまえば、お湯を沸かしてカップラーメンを食べることすら出来なくなるのです。
私は誰よりも家族を大切に思っています。
私と同じように家族を大切に考えているあなたには真剣にライフラインを分散させて災害時のリスクを低減させる措置を講じて欲しいと心から願っています。
今回の震災では多くの人が亡くなりました。
家が崩れて何もかも無くなった方も大勢いらっしゃいます。
しかし、
何を失っても命さえ繋げば必ず挽回することができます。それが日本人です。
どうか、一時(いっとき)の利便性に振り回されずに家族を守る選択を取ってもらいたい。
そう心から願っています。